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exhibition

Mayumi Yamase + Yukari Hotta Joint Exhibition

“AWAI”

山瀬まゆみ + 堀田紫 二人展

「あわい」

2025.1.18 sat – 1.26 sun

会場 : (PLACE) by method
東京都渋谷区東1-3-1 カミニート14号

Design: Daichi Aijima

会期

period

2025年1月18日(土)– 1月26日(日)

12:00 – 19:00
会期中無休、最終日のみ17:00閉場

会場 : (PLACE) by method
東京都渋谷区東1-3-1 カミニート14号
※ページ末尾のリンクをご覧ください。

■オープニングレセプション
2025年1月18日(土)
17:00 – 19:00

2025.1.18 sat – 1.26 sun

12pm – 7pm
Open Daily, closes at 17:00 on the last day only

Venue : (PLACE) by method
Caminito #14, 1-3-1, Higashi, Shibuya-ku, Tokyo
※Map linked at the end of this page.

■Opening Reception
2025.1.18 Sat
5pm – 7pm

この度、東京を拠点とするペインターの山瀬まゆみと、デンマーク・コペンハーゲンを拠点とするアーティストの堀田紫による二人展「あわい AWAI」を開催いたします。

山瀬は、抽象的なペインティングを通じて、リアリティと目に見えないファンタジーや想像という相反する要素の関係性を探求しています。鮮やかな色彩とユニークなフォルムが織りなすその作品は、動的で内包されたリズムによって見る者を引き込みます。色と形が生む調和と、躍動感のある筆致による表現は、自由なエネルギーを放ちながら、身体としてのリアリティと内面に広がる想像の世界が交わる生き生きとした瞬間を生み出し、目には見えないけれど確かにあるものを問いかけてきます。

堀田は、生物的な形状や自然界からインスピレーションを得た彫刻を制作しています。古代から使用されている炻器粘土(Stoneware)を用いて、素材そのものの持つ質感や色を引き出しています。滑らかな曲線と独特のフォルムが融合した彼女の作品は、どこか生物的でありながらも抽象的で、自然界の生命や物質的な存在を超えた感覚を呼び起こします。硬質な陶という素材を用いながら、ぷっくりとした柔らかな膨らみを感じさせるフォルムは、静的でありながらも成長や変化の可能性を秘めているようです。その独自の存在感は、静と動の間で揺らぎながら、見る者に新たな想像の広がりを促します。

異なるメディアを扱う二人の作品は、それぞれの世界を築き上げながら、曖昧な境界線 ―「あわい」という言葉が象徴する空間で交わり合います。本展を通して、山瀬と堀田が作品に込めた「目には見えないもの」への眼差しを、ぜひご堪能ください。

山瀬 まゆみ Mayumi Yamase
1986年東京都生まれ。幼少期をアメリカで過ごし、高校卒業と同時に渡英。ロンドン芸術大学、チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ&デザインにてファインアート学科を専攻。現在は東京を拠点に活動する。抽象的なペインティングとソフトスカルプチャーを主に、相対するリアリティ (肉体)と目に見えないファンタジーや想像をコンセプトに制作する。これまでに、東京、ロンドン、シンガポールでの展示、またコム・デ・ギャルソンのアート制作、NIKEとコラボレーション靴を発表するなど、さまざまな企業との取り組みも行っている。

堀田 紫 Yukari Hotta
1979年東京都生まれ。デンマーク王立アカデミーデザイン科で修士号を取得。デザイナーとして活動する中、偶然出会った粘土という素材に魅了されアーティストに転身。現在までにコペンハーゲン中心にパリ、NY、東京で展示を行う。Reform、HAY、Fritz Hansen、Cecilie Bahnsenなどインテリアからファッションまで様々な企業のプロジェクトにも参加。釉薬や人工色を極力使用せず、手作業から作り出される歪みや跡と焼きの温度で遊びながらさまざまな組成と色を表現。素材の視覚的、触覚的な美しさを表現している。