nidi gallery

exhibotion

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exhibition

A Project by Audrey Fondecave

“3 Artists, 23 Children”

2023.2.3 fri – 2.16 thu

Design: Daichi Aijima

Photography : Kohei Yamamoto

会期

period

2023年2月3日(金) – 2月16日(木)

開廊時間 12:00 – 18:00
休廊日 月・火

オープニングレセプション
2023年2月3日(金) 17:00 – 19:00

2023.2.3 fri – 2.16 thu

open 12 – 6pm
closed every mon and tue

Opening Reception
2023 2.3 fri 5 – 7pm

この度、「3 Artists, 23 Children」 A Project by Audrey Fondecave展を開催いたします。本展では、当ギャラリーで開催した「Le Petit Atelier – Children Workshop –」で制作した子どもたちによる作品を展示いたします。

アーティストであり、アートエデュケーターでもあるAudrey Fondecave(オードリー・フォンドゥカヴ)による子どもたちに向けたワークショップを、2022年8月から2023年1月にかけて、4回にわたって開催いたしました。各回ひとりのアーティストを取り上げ、子どもたちがそのアーティストのユニークな視点や作品からインスピレーションを受けて作品制作にチャレンジするというワークショップです。

1回目は日本を代表するアーティスト、オノ・ヨーコ、2回目はアメリカのアーティストでミニマルアートの先駆者、アン・トゥルイット、3回目と4回目は彫刻やインスタレーションでよく知られるフランス出身、アメリカのアーティスト、ルイーズ・ブルジョアにフォーカスしました。

オードリーは以下のように述べています。

「ワークショップを通して子どもたちと共有したいのは、このようなことです。学びながら成長し、発見し、創造する可能性を同時に得ることです。子どもたちにアーティストを紹介することは、私が子どもたちに問題を与え、彼らが解決策を探すのに付き合う方法です。アートは、子どもたちの創造性を育むためのツールなのです。子どもたちには、アーティストの作品を真似るのではなく、作るだけでなく創意工夫をすることを体験してほしいと思っています。
(中略)
私が子どもたちと接する中で学んだことは、子どもたちを信頼すること、信頼することで子どもたちは自由に創造することができる、ということです。子どもたちは、私が紹介したアーティストの作品をどれだけ受け入れてくれるのだろうかと思うこともありますが、その吸収力に驚くこともしばしばです。彼らの感性の柔軟さには感心させられるばかりです。」

ワークショップには、総勢23名の子どもたちが参加してくれました。また、今回のプロジェクトは、写真家の宮本武さんと山本康平さん、デザイナーの西尾健史さん、グラフィックデザイナーの相島大地さんなど、多くの方々のご協力のもと、実現することができました。心より感謝いたします。ぜひこの機会に、子どもたちとオードリーの実験的コラボレーションをたのしみにお越しください。

Audrey Fondecave オードリー・フォンドゥカヴ
フランス生まれ。2001年より東京を拠点に活動。ペインティングやコラージュ、インスタレーションなど、多岐にわたる表現形式を用いて作品を制作。近年は岩絵具などの有機的な素材による抽象画に取り組んでいる。また、「Too Much Magazine」の編集者、子どものための美術教育者など、多彩な顔を持つ。