nidi gallery
exhibition
オードリー・フォンドゥカヴ 平山昌尚 二人展
「101 to 101」
Audrey Fondecave and
Masanao Hirayama
“101 to 101”
2021.11.26 fri – 12.17 fri
会期
period
2021年11月26日(金)– 12月17日(金)
開廊時間 12:00 – 19:00
休廊日 月・火
※11月27日(土)のみ 13:00からオープン(イベント開催により)
2021.11.26 fri – 12.17 fri
open 12 – 7pm
closed on monday and tuesday
※ Open at 1:00pm on November 27th only.
この度nidi galleryでは、アーティストのAudrey Fondecave(オードリー・フォンドゥカヴ)と平山昌尚による二人展「101 to 101」を開催いたします。本展では、「優美な屍骸(Cadavre Exquis)」という共同制作の手法を用いて創作されたドローイングを発表いたします。
「優美な屍骸」は、20世紀初頭にシュールレアリストたちによって生み出されたゲームです。複数人の参加者によって行われるこのゲームは、1人目の参加者が細長い1枚の紙の端に絵を描き、その部分を折り曲げて隠し、次の参加者に渡して続きを描いてもらう。全員が描き終わった段階で完成となり、紙を広げて全体の絵を見る。フランスでの美大生時代から、この直感的で予想できないようなものを生み出すゲームに親しんでいたオードリー。彼女は、この楽しいゲームをベースにプロジェクトができないかと思いつき、彼女が知っている中で最も直感的なアーティストである平山昌尚に声をかけ、「101 to 101」がスタートしました。
タイトルの「101 to 101」は、ふたりがそれぞれに住んでいた渋谷区と世田谷区の部屋が偶然同じ101号室だったことから名付けられました。2020年の1年間、郵便で何度も往復した現代版「優美な屍骸」。コロナ禍で人と思うように会えない状況の中、文通で交流を深めながら生まれた遊び心溢れる作品の数々をおたのしみください。
また、このプロジェクトの一環として出版された作品集『101 to 101』(Too Much Magazine刊)の販売も行います。ぜひこの機会にお手にとってご覧ください。
[書籍情報]
デザイン:前田晃伸
写真:阿部健
仕様:182 x 257mm/片観音表紙/42ページ/中綴じ
⾔語:⽇本語・英語
定価:2,000円+税
▸「101 to 101」ステートメント(日本語) : オードリー・フォンドゥカヴ 平山昌尚
▸ 「101 to 101」statement(English) : Audrey Fondecave and Masanao Hirayama
- EVENT① -
オードリー・フォンドゥカヴ × 平山昌尚 × 辻村慶人(Too Much Magazine編集長) トークイベント
Audrey Fondecave 平山昌尚 二人展「101 to 101」を記念して、トークイベントを開催いたします。聞き手に、作品集『101 to 101』を出版したToo Much Magazine 編集長の辻村慶人さんをお迎えし、このプロジェクトが生まれた経緯や、郵便で共同制作を行っていた2020年、アーティストのおふたりがどのような日々を過ごしていたか、作品集の制作秘話などについてお話していただきます。
本展ならびに作品集『101 to 101』をより深くおたのしみいただける貴重な機会となりますので、ぜひふるってご参加ください。
【トークイベント(要予約)】
日程:2021年11月27日 (土)
時間:12:00 – 12:40あたり(11:45より開場)
会場:nidi gallery
参加費:1,000円(税込)
定員:10名
チケット予約制です。ご予約は下記URLよりお願いいたします。
(ページ末尾の関連リンクからご覧ください)
https://101to101.peatix.com
※チケットのキャンセル、払い戻しは受け付けておりません。予めご了承くださいませ。
- EVENT② -
サイン会を行います。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
【サイン会(予約不要)】
日程:2021年11月27日 (土)
時間:13:00 – 14:00
会場:nidi gallery
※ギャラリー内が混雑した場合、ご入場をお待ちいただくことがございます。予めご了承くださいませ。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクの着用を必須とさせていただきます。
※発熱や咳などの症状があるお客様はご遠慮いただきますようお願いいたします。
Audrey Fondecave オードリー・フォンドゥカヴ
フランス生まれ。2001年より東京を拠点に活動。ペインティングやコラージュ、インスタレーションなど、多岐にわたる表現形式を用いて作品を制作。近年は岩絵具などの有機的な素材による抽象画に取り組んでいる。また、「Too Much Magazine」の編集者、子どものための美術教育者など、多彩な顔を持つ。
平山昌尚 Masanao Hirayama
1976年 神戸生まれ。 絵画、ドローイング、パフォーマンス、東京を拠点に活動。