nidi gallery

exhibotion

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exhibition

宮本武写真展

「spectrum」

Takeshi Miyamoto

“spectrum”

2021.3.14 sun – 3.27 sat

『spectrum』刊行記念展

©Takeshi Miyamoto

©Takeshi Miyamoto

会期

period

2021年3月14日(日) – 3月27日(土)

開廊時間 12:00 – 19:00

休廊日 月曜日 (3月15日、22日)

2021.3.14 sun – 3.27 sat

open 12 – 7pm

closed on monday(3.15, 22)

この度、宮本武の初写真集『spectrum』(torch press)の刊行記念展を開催いたします。パリを拠点とする宮本は、2011〜2019年まで毎年アイスランドに通い、アイスランドの大自然とその地に生まれ育った人々を記録してきました。そこにはセクシャルマイノリティとして葛藤してきた宮本が、男性のポートレート写真を通して、自身の心と対峙してきた長い道のりがあります。その道の果てに、自然と人間に共通する強さと繊細さに導かれ、自身が探し求めた男性像の中に生来の美しさを見出していきます。
 
「spectrum(スペクトラム)」とは、 虹の七色のような光の成分を分解し連続的に並べたもの、もしくは 二極の間にある、あいまいな境界を持つ連続したものを指します。私たちを突き放すほどの圧倒的なエネルギーを持つ一方で、優しく癒し、包み込んでくれる岩石や氷河。アイスランドの大自然は、この二極を絶えず彷徨っています。人間の肌を彷彿とさせ、あるいは、まるで体内の一部のようでもあるそれらの自然物。そして、アイスランドで出会った男性たちは、あいまいな境界を持ちながらも、時には荒々しく、時にはしなやかに、スペクトラムとして存在しているのです。

生命が持つ原始の光、そこに絶えず存在する闇、その双方を静かに包み込み肯定するもの。美しさとは何か、自分らしくあるとはどういうことか。人間と自然に通底するその根源的な問いへと向き合った意欲作を、ぜひこの機会にご覧ください。

「人間が平等であるという考えは、自然に逆らうことなく一体となることが前提にあるのかもしれません。アイスランドの人たちは、自身の陽の部分と陰の部分を併せ持ち、そのままの姿を崩さずに生きている気がします。心の明るさも暗さもすべて受け入れる社会。そうした人々の心の奥深くに灯っている深みのある多様な光を写したいと思い、この作品を撮りました」宮本 武

[書籍情報]
デザイン:加納⼤輔
仕様:250 x 210mm/ハードカバー布貼り/96P
⾔語:⽇本語・英語
定価:3,800円+税
ISBN 978-4-907562-27-4 C0072
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【新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い】

・マスクの着用と入場時の手指の消毒の協力をお願いいたします。

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・ギャラリー内が混雑した場合、入場制限をさせていただくことがございます。予めご了承くださいませ。

・開催に関して変更等が生じた場合は、当ギャラリーのホームページとSNSにてご案内いたします。ご確認の上、お越しいただきますようお願い申し上げます。

宮本武 Takeshi Miyamoto
1974年、福岡県出身。獨協大学外国語学部英語学科卒業。幼少期から自己とは異なるものや異文化に興味を惹かれ、アメリカ、香港、オーストラリアでの海外生活を経て、現在はフランスを拠点に活動中。異なる文化要素の果てには「普遍的で原初的な、美しい自然体が必ず存在する」という視点で、ジェンダーや自然をテーマに作品を手がけるようになる。 個展 Helleborus ギャラリートラックス (2014)