nidi gallery

exhibotion

nidi gallery

exhibition

狩野岳朗個展

「moment room」

Takero Kano

“moment room”

2020.10.9 fri – 10.22 thu

nidi gallery 企画展

moment room #2(部分), 80.3×65.2 cm, 2020, oil on canvas ©Takero Kano

Design : Daichi Aijima

会期

period

2020年10月9日(金) – 10月22日(木)

開廊時間 12:00 – 19:00
休廊日 水曜日 (10月14日、21日)

2020.10.9 fri – 10.22 thu

open 12 – 7pm
closed on wednesday(10.14, 21)

nidi galleryでは、約2年ぶり4度目となる画家・狩野岳朗の個展を開催いたします。

狩野岳朗の抽象画は、木を観察し、枝葉を描くことから始まりました。ライフワークとなっている野外での木々のスケッチで、心象を蓄え思考を巡らせています。これまで狩野は、その心の内側に蓄えた心象を取り出し、それが消えないうちに描き上げ、瞬間を形にしてきたと語ります。今回の作品群では、その閃いた瞬間に得たものを、より淡々と出し続ける「持続した意志」とも捉えられる取り組みによって描かれ、繊細ながらも揺るぎない世界が表現されています。

白、グレー、薄いブルーなどの淡く控えめな色彩の機微、絵具の質感やボリューム、陰影のリズム。個々の作品の存在感と共に、作品群全体から有機的な繋がりが感じられ、ギャラリー内には詩的で心地良い空気が広がっています。新たな表情を持った狩野岳朗の最新作を、ぜひこの機会にご堪能ください。

【新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い】

・マスクの着用と入場時の手指の消毒の協力をお願いいたします。

・発熱や咳などの症状があるお客様はご遠慮いただきますようお願いいたします。

・ギャラリー内が混雑した場合、入場制限をさせていただくことがございます。予めご了承くださいませ。

・開催に関して変更等が生じた場合は、当ギャラリーのホームページとSNSにてご案内いたします。ご確認の上、お越しいただきますようお願い申し上げます。

狩野岳朗 Takero Kano

画家。群馬県生まれ。植物や自然を観察しフィールドスケッチを重ね、抽象絵画を制作する。個展での作品発表の他、ワークショップやライブ活動、書籍の装画やアパレルブランドとのコラボなどを手がける。2019年インテリアブランドarflex各店舗での巡回展を開催。仕事として、「春原さんのリコーダー」東直子 著、「僕の音楽畑にようこそ」服部克久 著、「晴れたり曇ったり」川上弘美 著、「哲学散歩」木田 元 著などの装画等、土屋鞄製造所 2017クリスマスビジュアル、アパレルブランド「sneeuw」とのコラボレーション、Number連載、西川美和エッセイの挿絵を手がける。