Nidi gallery

台湾茶は人の一生のようである。

2010.11.14

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12日(金)と13日(土)に、“尼僧さんのおはなしと本格台湾茶の午後”(←イベント風景UPしました!)を開催しました!ご参加くださったみなさま、誠にありがとうございました。

今回は『花布(ホワプー)』という伝統的な台湾の布で彩られたNidiです。

ギャラリーイベントで尼僧さんに来ていただくこともめずらしいのかもしれませんが、これも私のニューヨーク生活の経験によるものからでありました。。

日本にいる間に気付けなかった、無意識のうちにとっている行動や思考、感じ方、、、などが仏教的であったり、、それが、かえって私たちの“もち味”なのでは、、と海外でいろんな国の方と接することで気付かせてもらったことが私には影響が強く、、。

また、異国文化もすんなりと取り入れて、日本風にアレンジして“わたしたちのモノ”に器用にできてしまうあたりも意外と仏教的なのかも!だとか、、思っていたら、「なーんだ!ギャラリーもそうでいいのでは?」と思って企画したに至ります。一方で、どんな国の文化でも美的なことでも、いいものはいい!とボーダレスに楽しんでいただけるギャラリーでいたい、、と日々思っています。

尼僧の掬池郁晃さんとお話をしていたら、普段は尼僧さんとしておじいちゃんおばあちゃんと接したりお話することが多いと伺いました。心に響くおはなしはおじいちゃんおばあちゃんになって聞けたらとてもいいけれど、さらにもう少し若い時に聞けたり、いろんなことに早く気付けることに越したことはないですよね!

そして、“おはなし”に欠かせない“おいしいお茶”!『藤花茶居<tonfoa-chachui>』の藤森陽子さんに、入手したてのおいしい台湾茶をふるまっていただき、お茶席の手ほどきをいただきました。

掬池さんのおはなしを伺っている間に2種類の台湾茶を、、。そしてそのお話の後には、各自で淹れて楽しむ台湾茶席を、と全部で3種の台湾茶とお茶菓子を盛りだくさんに楽しませていただきました。

台湾茶席では、茶葉を茶壷に入れて、一煎、二煎・・・といただくのですが、お湯を足すだけでなんと“七煎、八煎”とまでずーーっと楽しめるのでした。これは、手摘みによる良質な茶葉だからこそなのだそうですが、台湾茶は永遠に飲める勢いでした。(だから、台湾に行くと白いタンクトップ姿のおじいちゃんが一日中家の前などでずっとお茶を飲んでいるらしい、、とのお話も。)

参加くださった方の中には、「一煎目はなんだか元気いっぱいに走っている感じがする!」、そして、「後になるにつれて、なだらかにやさしく日が暮れていくよう、、」と味の感想を述べられた方もいらっしゃいました。

藤森さんも「まさにその通りで、台湾茶は人の一生のような味わい、、楽しみがあるのですよ〜」と教えてくださったのでした。掬池さんも、「そのあたりも仏教的!」とその共通点に関心を持たれていました。

ご参加くださったみなさま、そして、初の“私たち世代に向けてのおはなし会”に向けて快く尽力くださった掬池さん、私たちを台湾への旅のような体験をさせてくださった藤森さん、この度は本当にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます!

今日も自宅近くをサイクリングしながら、赤く色づいた木の葉を目にし、ふと掬池さんの自然についてのおはなしを思い出した私です。。