Nidi gallery

Lucie Rie ルーシー・リー

2009.3.5

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TARCOさんの“手さげ展”、昨日で終了いたしました。本当にたくさんの方にお越しいただきまして誠にありがとうございました。一週間があっと言う間に過ぎてしまい、あの楽しい空気はどこへやら。なんだか少し寂しい気分です。
 
さて、以前からみなさまにご紹介したかった東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTの“U-Tsu-Wa/うつわ”の展示に先日行って参りました。

この21_21 DESIGN SIGHTに特別な想いがあります。実は、Nidi galleryとしてみなさまにお越しいただいているこの部屋は21_21 DESIGN SIGHTが招いた某海外アーティストのアトリエとして一時期使われていたのです。

私がギャラリーを開きたくて初めてこの部屋の内見に来た時には、作品制作後の一部が残っていました。元々カメラマンさんのスタジオだったとは伺っていたものの、アトリエとして使われていることを知らなかった私は大きく心動かされました。その制作活動の空気が残る部屋に足を踏み入れて、それ以前の写真も含めてものが生み出され続けた歴史を感じ、「ここでギャラリーを開きたい」と思ったのです。

そんな私からの一方的なエピソードのある21_21 DESIGHN SIGHTでは、ただ今“U-Tsu-Wa/うつわ”展が開催されていて、私の大好きな陶芸家 ルーシー・リーの作品を見ることができます。

今となっては懐かしいのですが、私は大学時代、陶芸を学んでおりました。◯年前のあの頃、ルーシー・リーに傾倒していて、泥まみれになりながら(ろくろ使いが下手だとより泥まみれになります。)ルーシー・リー特有の思わず触れたくなるような魅力ある、繊細でシンプル且つ有機的な作品を作りたくて憧れていました。

そして先日、大学時代の友人(彼女はボランティアでダウン症の子供たちのお絵描き教室Atelier Aを主宰していて大活躍。)と久しぶりにメールでやりとりしていたら、「この間、テレビでルーシー・リーの特集の番組を見て懐かしくなったよ!」と。私もそうです!

その友人とルーシー・リーのカタログを眺めて憧れていた学生時代から何年・・・。ルーシー・リーをきっかけに、その頃から現在に至るまでいろいろと私に影響を与えてくれた先生や友人たち、そして出来事を思い返す機会となり、とても心温かくなって、みんなにありがとうと伝えたくなりました。あの頃と変わらず好奇心いっぱいでいたいです。

ルーシー・リーのお話ばかりしてしまいましたが、“U-Tsu-Wa/うつわ”展では、同じく陶芸家のジェニファー・リーと木の作家のエルンスト・ガンペールの作品も見ることができます。どちらも自然と調和する美しい作品でした。

5月10日(日)まで開催されています。Nidi galleryも近いので、ぜひお散歩コースとして合わせてお楽しみにいただけると思います。おすすめです!