Nidi gallery

ペンキ塗り

2008.10.14

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みなさま、ご無沙汰してしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。随分寒くなってきたなあ、、、と思えば、10月も半ば。日々が過ぎるスピードの早さに驚きます。私の苦手な冬が近づいてきていると思うと、思う存分秋を楽しみたいのですが、雨が多いですね。秋晴れが続いて欲しいものです。

さて、今日はギャラリーのペンキ塗りについて少しお話したいと思います。

ニーディギャラリーは、天井、壁、床と真っ白な空間にしています。床も天井や壁と同じ白いペンキで塗っています。床と言えば、タイル張り、木の素材やコンクリートの打ちっぱなし、、、などが多いかと思いますが、私は、白いペンキで全面塗られた空間にどうしてもこだわってしまうのです。

来廊者の方々や、撮影スタジオとしてお使いいただく方から、「これは、誰が塗っているんですか?」とよくご質問をいただきますが、「私です!」。展覧会毎に、白く塗り直しています。この作業、とても楽しいです。

真っ白な床で展覧会がスタートし、多くの方がいらして、だんだん足跡がついていくのも、味わいのように思います。その足跡が人々の動きや時間を記録しているようで・・・。展覧会が終了することは、足跡がいっぱい。それも展覧会を開いてくださる作家の方にとって、嬉しい実感になるといいな、と。

まさに、ギャラリー自体がキャンバスと言うか、、、作品を制作する前の下塗りが私の役割。そこから、作家の方にギャラリー内を作り込んでいただく訳です。床も壁や天井と同様に塗り直せることから、ギャラリー内のどこにでも絵を描いたり、色を塗ったり、、、と自由です。

手間も費用もかかるから、白いタイルなどを貼る案も出ましたが、やっぱり、ペンキを塗り続ける選択をして良かった!と思います。(いつか何か事情があれば、タイルを貼る日が来るかもしれませんが。)最近、ペンキを重ねて塗るうちに、床のテクスチャーが良くなってきたなあ、、、と感じます。ペンキの層が重なる度に、展覧会の歴史が深まるのですから。