Nidi gallery

“悶悶WORDS -現代家族のことば刺繍展- ”

2013.3.24

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誇りに満ちた表情の女性。首には、いくつもの勲章がかけられています。社会から求められる女性像でしょうか。この作品は、先日開催されたクラークソン瑠璃さんの個展“悶悶WORDS -現代家族のことば刺繍展- ”の中でも、個人的に惹かれる作品です。

私の場合は、“社会から求められる女性像”に関し、これまでに、それこそ個展のタイトル通り“悶々”とし、立ち向かい、うなだれ(笑)、そして、最終的には開き直ったひとりであるのですが、多くの女性が多かれ少なかれこの「“社会から求められる女性像”に対する生きづらさ」を感じてきたことがあるのではないでしょうか?

今回は、クラークソン瑠璃さんの初めての個展。一般的に“女性・家庭”を連想させれる“刺繍”という手法を用いて、メッセージ性の強い作品をコツコツと作り溜めていた瑠璃さん。ついに発表された訳ですが、その作品はセンセーショナル。ユーモアもありつつ、シニカル、かつ、パワフル!何よりも美しい。

インパクトさえあればいい訳ではありません。美しい、これが何より大切ですね。

普段、何気なく使われがちがちな言葉。少し立ち止まり、意味を問う。消費される言葉の衰退も考えさせられます。

ヴィンテージのテーブルクロスの大作。タイトル『家族の青写真』。未来図ですね。ふふふ、豊満な女性が真ん中に!笑。なんとも女性の強いこと!

クラークソン瑠璃さんの作品はフェミニズム的でもありますが、限定され、分類されることなく、幅広くメッセージが届くことを願います。何より柔軟で多様な捉え方ができる女性でいたいものです。

展覧会にお越しくださったみなさま、展覧会を開いてくださったクラークソン瑠璃さん、ありがとうございました!これからの作品も楽しみにしております。